HANDLING PRODUCT
LPG
業界に先駆けて工業用LPG専門商社として長年にわたり経験を積んできた角林グループ。現在では、LPGのトータルアドバイザーとして、お客様のご要望を十分に踏まえた上でプロの目からLPGの有効活用を提案、多様化・高度化するお客さまのニーズにお応えしています。
金属熱処理・溶解、塗装、各種印刷、食品関連など多種多様な分野で、その経済性、クリーン性、高い制御性を発揮するLPG。今後ともLPGの安定供給をはかり、西日本を中心に販売ネットワークの拡大に努めてまいります。
HPG
■食品分野
冷却用のドライアイス(炭酸ガス)や飲料用の炭酸ガスだけでなく、今では無炭酸飲料のアルミ缶やペットボトルの内圧保持用、ワイン、削りカツオ、お茶などの酸化防止用などに炭酸ガスおよび窒素が使用されているほか、冷食用に液化窒素が、防腐用に窒素や炭酸が使われ、安全面、衛生面で食品業界の発展に大いに貢献しています。
■極低温分野
超電導を目的とした冷媒用としてLN2(液化窒素)、LHe(液化ヘリウム)が病院向けMRIや研究用NMRなどに多く利用されています。世界各国でプロジェクトが進められているリニアモーター、超電導発電、電力貯蔵の分野でもその重要性が注目されています。
■燃料電池分野
電力に関する規制緩和が実施される中、コージェネレーションシステムとの整合性がよく、高い総合エネルギーとして、国家レベルでの開発が進められる燃料電池。1980年から実証運転に入り、21世紀には10兆円市場になると予想されています。媒体としては炭酸ガス、水素、酸素、LNG、LPGといった高圧ガスが使用され、それらの供給を担うエネルギー専門商社ではその豊かな市場性に熱い期待を寄せています。
特殊ガス
■半導体分野
半導体産業に使用されるガスにはバルクガスと特殊ガスにわかれ、バルクガスでは酸化膜形成用にモノシラン、ジクロロシラン、アルシン、ホスフィン、ジボラン等様々な種類があります。
■宇宙開発分野
液化水素や液化酸素といったガスがロケットの燃料用エネルギーとして利用されています。また、配管のパージ用にヘリウムや窒素が活用され、シュミレーション装置用にはキセノンが利用されています。
■医療分野
医療用酸素、亜酸化窒素、滅菌ガス等が使用される医療分野、最近では投影剤、麻酔用としてキセノンが、肺高血圧症臨床用として一酸化窒素が、それぞれ熱い注目を集めています。
石油製品
一次エネルギー需要の60%近くを占める石油。その重要性は述べるまでもありません。私たちは過去二度に渡る石油ショックを通じ、石油を安定的に供給することがいかに大切かを身をもって経験しました。
そうした過去の出来事を教訓とし、私たちは日夜石油の安定供給に努め、石油を通じて人々の快適な暮らしの実現に向けて尽力しています。
炭素材
■石炭ピッチ系炭素繊維(ダイアリード)
三菱化学が石炭化学の粋を集めて開発した世界初の石炭ピッチ系炭素繊維「ダイアリード」。その用途は幅広く、人工衛星などの航空宇宙分野から、ゴルフクラブなどスポーツレジャー分野、さらには建築土木のほか、煙突、橋脚、床板、桁等の耐震補強・補修にも利用されています。
■粒状活性炭(ダイアホープ&ダイアソーブ)
三菱化学によって、厳選した良質の石炭を原料に製造された「ダイアホープ」と、椰子殻炭を原料に生み出された「ダイアソーブ」。これらは活性炭の可能性をさらに広げるものとして、現在、液相用としては水資源の不足、排水規制の強化などから様々な廃水処理および工業用水の再利用などに使用されています。また、気相用としては溶剤回収、ガスマスク、ガス精製のほか、自動車のガソリン蒸発防止用および幅広い分野での脱臭用途にも活用されています。
システムエンジニアリング
工業用エネルギー専門商社として長年にわたって培ってきたノウハウを存分に生かし、設計から施工、メンテナンスまでの一貫体制のもと、お客さまの立場にたった各種機工、設備を開発・販売しています。
卓越した技術ノウハウを持つ技術部を中心に、各部署が協力しあい、安全性、省エネ、環境といった産業問題にも速やかに対応。効率性、操作性の面でも総力をあげて徹底研究し、特に食品関連分野に注力しております。